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吉岡家一同おとうさんのブログ
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下の子の小学校の学芸会を見逃す

2009/11/07 19:29
小学校の学芸会で「魔法をすてたマジョリン」のブツクサス役を熱演する下の子
小学校の学芸会で「魔法をすてたマジョリン」のブツクサス役を熱演する下の子
小学校の学芸会で「魔法をすてたマジョリン」のブツクサス役を熱演する下の子

今日、我が家の下の子が通っている小学校で学芸会がありました。ウチの子の学年は劇団四季のファミリー・ミュージカルとして有名な「魔法をすてたマジョリン」を演じました。我が家の下の子はマジョリンのおばあさんユメミンコ、おかあさんフワリンコからマジョリンまで3代にわたってお仕えしているカラスのブツクサスの役です。上の写真の通りカラスらしい出で立ちで熱演しています。会場がどっと沸くほどウケたりして、なかなか評判もよく、ご機嫌で帰宅したと聞いています。役選びは学年でオーディションをしたらしく、準主役の重要な役を射止めて、私が前に青山の家族宅に帰った折には、下の子も大いに得意顔でした。劇団四季の「魔法をすてたマジョリン」のホームページにあるキャラクター紹介を見ると、確かに、主役のマジョリンの次にブツクサスが現れます。まさに準主役です。いつもの通り、直リンしています。



しかし、私は長崎から離れて東京に帰ることが出来ませんでした。地方国立大学教授が土曜日に出勤しなければならないイベントはだたひとつです。私が京都大学に進学する際はひな祭りだけだったんですが、今や、年度後半のいろんな時期、しかも週末にあったりします。誠に残念極りありません。下の子の重要な行事はなぜか予定が合わず、小学校の入学式にも出席できなかったんですが、今回は、下の子が「おとうさんが来てくれないのは残念」と言ってくれたのがせめてもの救いでした。
私ではなく出かけたのは女房なんですが、一応、「お出かけの日記」に分類しておきます。
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米国雇用統計のグラフィックス

2009/11/07 11:54
日本時間の昨夜、米国労働省から10月の雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数は前月差で▲19万人の減少、失業率は10.2%に跳ね上がりました。いずれも季節調整済みの月次統計です。週末ですので、いつものグラフは以下の通りです。

米国雇用統計の推移

さらに、私のブログの特徴であるフラッシュの直リンは、これまた、いつもの New York Times のサイトから以下の通りです。

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景気動向指数の基調判断はいよいよ「上方への局面変化」へ!

2009/11/06 19:51
本日午後、内閣府から9月の景気動向指数が発表されました。CI 一致指数が前月から+1.3ポイント上昇し92.5となりました。2005年=100とする指数です。この結果、7か月後方移動平均の前月差が基準となる1標準偏差(0.51)以上の上昇となったため、基調判断が先月の「下げ止まり」から「上方への局面変化」と上方修正されました。いつものグラフは以下の通りです。上のパネルが CI で下が DI です。DI はとうとう94.4に達しました。影を付けた部分は景気後退期なんですが、直近の谷は今年の3月と仮置きしています。

景気動向指数の推移

9月の指数の上昇には、所定外労働時間指数(製造業)、鉱工業生産財出荷指数、投資財出荷指数(除輸送機械)などの寄与が高かったようです。でも少し前から、9月の景気動向指数の基調判断は、典型的には第一生命経済研のリポートにあるように、「上方への局面変化」に上方修正されると考えられていました。というのも、その昔の DI ほどではないものの、CI も発表済みの統計データからそう難しくなく計算できるからです。しかも、基調判断の基準が標準偏差の目安まで含めて明らかにされていますから、景気動向指数は極めて透明性の高い指標と言えます。それでも、その昔から計算間違いをするメディアやシンクタンクが後を絶たないことも事実です。

これで政府も本格的に景気判断日付を詰めることになります。私の予想では来年の春ころには景気動向指数研究会を開催し、今年3月を景気の谷と認定するんではないかと考えています。
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財政に関する IMF ポジション・ノートの意味するものは何か?

2009/11/05 20:07
昨夜に続いて国際ニュースのカテゴリーに属するエントリーで、今夜は IMF のスタッフ・ポジション・ノート "The State of Public Finances Cross-Country Fiscal Monitor: November 2009" を取り上げます。一昨日の11月3日に公表されています。明日から英国セント・アンドリュースで開催される G20 財務相・中央銀行総裁会議に向けて示されたものです。日経新聞読売新聞でも取り上げられていますのでご参考まで。まず、リポートの p.10 Figure 1 から、以下のグラフは2009年において G20 各国が発動した財政刺激策の内訳を示しています。

G-20 Countries: Composition of Fiscal Stimulus Measures

上のグラフは内訳だけですから、ボリュームとしての財政発動の大きさは示されていませんが、リポートの p.35 Annex Table 1 に2009年、2010年と5年後の2014年の財政収支と一般政府債務残高のGDP比が示されています。上の段がいわゆるプライマリー・バランスではなく、全体の財政収支の対GDP比、下段はグロスの一般政府債務残高のGDP比です。特徴的なのは新興国では政府財政が好転する国が多いにもかかわらず、先進国では一向に改善しないことです。

G-20 Countries: Fiscal Balances and General Government Debt

IMF の結論は "Maintain Fiscal Support, but Devise Credible Exit Strategies" というものですが、やや後者に重点が置かれている印象で、リポートの p.41 から始まる Appendix では "An increase in the overall fiscal deficit of 1 percent of GDP pushes up bond yields by about 20 basis points over the medium term." との実証結果を示し、その次の p.42 Annex Figure 1 のグラフで、各国の置かれた状況別にGDP比1%の財政赤字拡大が10年物国債金利に及ぼす影響を試算しています。下の灰色の部分がベースライン、上のピンクの部分が付加的なインパクトとなっており、左軸の単位はベーシス・ポイントです。日本なんかは一番左の "Large initial deficit" とか、左から4番目の "Population aging" なんかに属するんだろうと思います。金利上昇圧力は大きいのかもしれません。

Impact of Fiscal Expansions in Countries with Selected Characteristics

私は従来から財政赤字に寛容なエコノミストと自覚しているんですが、我が国に対する財政拡張からの出口政策を求める声は内外で強まりそうな気もします。
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来年の経済見通しの季節に欧州委員会が先陣を切る

2009/11/04 20:04
本題に入る前に、今日のニュースでレヴィ・ストロース教授が亡くなられたことを知りました。というか、正直なところ、私のような専門外の人間にとっては、そもそもご存命であったことも知りませんでした。20世紀を代表するアカデミストの1人といえます。謹んでご冥福をお祈りいたします。

ということで、文化の日の飛び石連休も終わり、天候も秋晴れが続く中、そろそろ来年以降の経済見通しが発表される季節を迎えた気がします。まず、昨日、欧州委員会から秋の欧州経済見通しが発表され、ユーロ圏の来年の成長率は+0.7%、さ来年は+1.5%と見込まれています。春の見通しの段階では来年もマイナス成長とされていたのが、+0.8%ポイントも上方修正されました。成長率以外ではインフレ率は今年の1.0%から来年1.3%、さ来年1.5%と徐々に上がるものの、この水準では物価は安定的だと見なされるような気がします。他方、失業率は来年から10%台に上昇し、また、政府バランスも大幅な赤字水準が続くとされています。下の表は縮小をかけて少し見にくいんですが、pdf のリポートの p.21 Table I.1.3 から引用しています。

Main features of the autumn 2009 forecast - euro area

なお、ユーロ圏ではなく、ユーロに参加していない英国などを含めた欧州全体の見通しはリポートの p.21 Table I.1.2 にあります。順序が逆になりますが、さらにページをさかのぼると、"International environment" としてリポートの p.16 Table I.1.1 に日米に加えてアジアや世界の見通しもあったりします。以下に引用した通りです。気になる日本の経済見通しについてはあくまで前提条件との扱いですが、今年2009年の成長率は春の見通しから▲0.6%ポイント下方修正されて▲5.8%と置かれている一方で、来年2010年は逆に+1.0%上方修正されて+1.1%成長となった後、さ来年の2011年は再び+0.4%成長に鈍化するとされています。何らご参考まで。

International environment

最後に、他で見かけない私のブログの大きな特徴として、極めて大胆にヨソ様のフラッシュに直リンするというのがありますが、今夜も秋の欧州経済見通しのページにあるフラッシュに直リンしています。しかも、幅が広過ぎるので勝手に少し右側を削った形で引用していたりします。EU 加盟国をクリックすると別窓で国別の詳細見通しが現れます。

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テレビ放送の経済効果やいかに?

2009/11/03 16:09
昨日今日と急に寒くなり秋の深まりを感じさせる天候になりました。でも、明日明後日くらいから気温は20度超に戻るとの天気予報で、しばらく秋晴れが続きそうです。

といったような季節の話題とは関係なしに、最近、日銀支店や地方事務所でテレビ放送の経済効果を試算するのが流行ってるんでしょうか。半年ほど前の4月21日付けのエントリーで日銀島根支店から昨年度後半のNHK朝の連続テレビ小説「だんだん」の経済効果が発表されていて、定額給付金より「だんだん」の方が経済効果が大きいと驚いていましたが、今回も同じく朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」と来年の大河ドラマ「龍馬伝」の経済効果が以下の通り相次いで日銀から発表されています。「龍馬伝」の方は高知で10月に、なぜか長崎で高地に先立つ7月に発表されているんですが、「ウェルかめ」の方は半年ほど前の発表で5月1日となっています。「ウェルかめ」はやや渋くて経済効果は31億円、「龍馬伝」はドーンと高知県で234億円、長崎県で210億円と試算されています。


「龍馬伝」の経済効果が長崎でも試算されているのは、幕末の物語ですから長崎を舞台にした龍馬の活躍の場面もあるらしく、地元経済界には少なからぬ期待があるようなことも聞き及んでいます。幕末の著名人といえば、まさに、「龍馬伝」の主人公である土佐の坂本龍馬や薩摩の西郷隆盛、長州の吉田松陰などの西南諸藩をはじめ、江戸の幕臣では勝海舟、京都の公家では岩倉具視などが上げられます。長崎は小さな天領だったため、こういった著名人を輩出していないのは仕方ないんですが、何と言っても幕末近くまで外国との唯一の接点だったということで、「龍馬伝」でもいくぶんなりとも舞台を提供する場合があるように聞き及んでいます。ですから、日銀長崎支店が経済効果を試算しているだけでなく、NHKで開設している「龍馬伝」のホームページの下の方には、高知放送局とともに、長崎放送局へのリンクも置かれたりしています。主演の坂本龍馬役を演ずる福山雅治さんが長崎出身というのも関係あるかもしれません。
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毎月勤労統計調査から労働時間と夏季賞与を考える

2009/11/02 21:27
本日、厚生労働省から毎月勤労統計調査の結果が発表されました。メディアで注目されたのは夏季賞与が大幅に減額されたという点なんですが、景気に関心ある私なんかは労働時間に注目しました。まず、所定外労働時間指数と総実労働時間指数の推移は以下の通りです。

労働時間の推移

上のパネルが所定外労働時間指数、下が総実労働時間指数で、いずれも従業員30人以上事業所における季節調整済みの月次データです。影を付けた部分は景気後退期で、いつもの通り、直近は今年3月を谷と仮置きしています。なお、メディアなどの直近に興味ある人たちはカバレッジの広い5人以上事業所で見る場合もあるんですが、私のように時系列分析を行う場合、カバレッジの広さを犠牲にしても長期に取れる系列を重視したりします。
上のグラフを見ても明らかな通り、総実労働時間は週休2日制の普及などの制度要因で大きくシフトしますが、何と言っても景気に敏感なのは所定外労働時間、いわゆる残業時間です。それはともかく、労働時間に関してはこの夏にやや不可解なことが起きています。上のグラフはかなり長期を取っているのでやや見づらいんですが、今年7月の総実労働時間がポンと跳ね上がっています。しかし、所定外労働時間はこのような動きを示していませんそれでは、この乖離は何から生じているかというと、所定内労働時間から生じていることになります。何が起こっているのか、私にはです。

夏季賞与の推移

次に、メディアで注目された今年の夏期賞与は上のグラフの通りで、前年比で見て30人以上事業所が▲11.5%減、5人以上事業所が▲9.7%減、実額で示すと、5人以上事業所の全産業ベースで1人当たり平均36万3104円となりました。規模が大きい事業所の方が下がり方が大きくなっています。これも私には謎です。それまで上がっていた反動ということもなさそうです。なお、日経新聞の記事によれば、この下落率は過去最大だそうです。

先週、10月29日付けのエントリーで取り上げたように、年末賞与も渋そうですから、消費への影響は徐々に現れるような気がします。
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